甘いのと辛いのと

ジャニオタから2次元沼声優沼に転がり落ちた人

金色のコルダ、15年目出新規オタクです

金色のコルダ、新作発売おめでとう!ということで、それまでコルダとまったく縁のなかったわたしが15年目のコルダにドハマりした経緯とコルダの魅力を書き記そうと思います。〇〇出って微妙に使い方違うけどあしからず。

これを読んでコルダに興味を持ってくれる人がいますように!

 

 金色のコルダ2 ff (フォルテッシモ) その旋律は恋の音色BOX - PSVita

コルダとの出会い

金色のコルダコーエー(現コーエーテクモゲームス)から発売されている乙女ゲーム。ざっくりいうと、主人公が音楽を通じて成長しつつ恋愛する物語です。

なんとなく名前は聞いたことがあるなぁ、友人やフォロワーさんがよく話題に出しているなぁくらいで、あまり詳しくは知りませんでした。

もともとわたしはゲーマーというわけでもなく、プレイしたことある乙女ゲームときメモGSとときめきレストランくらいだったので、ちょっと気になるけどわざわざやるほどでもないかなと思ってスルーしてました。

ただ、コルダ関連のツイートを見る中で「コルダは音楽版テニプリ」「GS好きで音楽好きな人ならハマる」というのを見て、気になるぞ?と。テニプリも好きだし、GSも楽しめたし、親がクラシック好きで自分は吹奏楽部だったし、これはわたしもハマるのでは…?

そんなときにやってきたVitaのセール。物は試しということで買ってみました。

 

コルダの魅力

 プレイから1ヶ月。

そこからあれよあれよと2周目やったり別シリーズやったりコラボカフェ行ったりなんだりと沼へ転げ落ちていきました。

 

コルダの魅力は、まず美しい世界観。

現代設定ではありますが、妖精の登場やメルヘンチックな校舎だったりが非日常感を盛り上げてくれます。現実に近いけれど、ここじゃないどこかへと連れて行ってくれるような気になるんですよね。疲れた心の癒やしです。

キャラクターが話すときも、高校生がこんなこと言う!?ってくらい詩的な表現を使ったりするんですが、なぜか不自然じゃなくて、すっと受け入れられるんです。特定のキャラだけでなくて、スポーツ好きで元気いっぱい!みたいなキャラも言葉遣いが綺麗なところもお気に入り。忘れてしまった美しい心を取り戻せる感じがして、コルダプレイ中は普段の話し方もなんとなく丁寧になります(笑)。

 

次に、キャラクターの奥深さ。

作品にもよるけれどだいたい各キャラ2ルート設定されていて、それぞれで見えてくる顔がまったく違うんです。現実でも、自分は相手の一面しか見えてないんだろうなと思うことがありますが、コルダはそれをリアルに感じます。各ルートを経験することで、キャラに対する印象が変わったり、より深くキャラを理解できるストーリーになっているんです。

また、主人公と相手だけでなく、キャラ同士の関係性も丁寧に描かれています。キャラ達の掛け合いから、単なる仲の良さだけでなく、信頼や尊敬といった感情を感じられる。主人公がいなくても世界が成り立つくらいまでつくりこまれてるからこそ、プレイしたときの充実感と没入感があるんだと思います。

さらに、ゲームだけじゃなくてドラマCDやキャラソンでもキャラをより深く知ることができます。キャラソンはすべて石川絵理さんという方が作詞されているのですが、キャラへの理解と表現が素晴らしくてより尊さが増します…!ゲームしてなくても曲を聞いていつでもコルダを思い出すことができる、寂しくない。

 

そして最後に、あくまでも音楽が主役なところ。

乙女ゲームではあるものの、どこまでいっても音楽が主軸なんです。恋愛によって相手の音楽への向き合い方がかわったり、相手の背中を音楽を通じて押したりすることでストーリーが進んでいきます。

コルダをプレイしてからは、今まで耳馴染みのあった有名な曲も聞こえ方が変わります。それくらい音楽とストーリーが密接に関わっているんです。

ゲームに収録されているのは生演奏ですし、作曲の背景などをキャラが説明してくれたりもするので、クラシックに馴染みがない人でも、いつの間にか興味を持てる仕様になっています。

私の好きな東金千秋は、クラシックをすべての人が気軽に楽しめるものにしたいという夢を持っているのですが、コルダを作った方にもそういう想いがあったのかなぁと勝手に思ってます。

 

まだまだあるぞゲーム以外のコンテンツ

コルダといえばメディアミックスの先駆者(たぶん)。

マンガあり、

 アニメあり、

 キャラソンあり(まじでたくさんある、わたしのコルダプレイリストは262曲で20時間もある)、 

イベントあり、

 ラノベあり。

コンテンツめちゃくちゃあって推しのだけでも収集するのにめちゃ時間かかります(笑)。でも時間をかけて知っていけるのがまた楽しいんですよね。

キャラソンとドラマCDは本当に数が多いのでゲオやツタヤの宅配レンタルがセールしているときに一気に借りるのがおすすめです。55円か80円でレンタルできます。安い!

アニメとコミックはゲームから入ると推しによってはモヤってしまうかもですが、ゲームやる前に予習として見るにはけっこいいいと思います。アニメは各種配信にもあります。

ゲームから入るなら2ffがおすすめです。2ではあるんですが、前作知らなくても問題なくプレイできますし、ストーリーの厚みがあり、かつゲームシステムとしても程よい難易度なので楽しめると思います。わたしが最初にプレイしたのもこちらでした。

 

コルダは新規オタクにもやさしいよ

おもしろいのが、15年も前からあるコンテンツなのに未だに毎日のようにコルダについてつぶやいている方がいることなんです。ソシャゲみたいに新しいストーリーがでるわけでもないのに、限られたコンテンツの中でそれだけ思うことがあるってすごくないですか?めちゃくちゃ愛されてるんだなって思います。そしてそういったおそらく古参の方も、「たくさんの人にコルダを知ってほしい」という思いを持っているように感じます。

これはコルダをプレイする度に思ってます。コルダは魂を浄化してくれます。

新作は金色のコルダスターライトオーケストラ、略してスタオケだそうです。ソシャゲ化には否定的な人も多いけど、たくさんの人に知ってもらってコンテンツを広めていく上では欠かせない選択だったんだと思います。気軽にプレイできるだろうし、いろんな人に美しいコルダの世界を体感してもらえるといいな~

starlight-orchestra.gamecity.ne.jp